横沢入の石切り場跡

2月某日

横沢入の山中には歴史的価値のある石切り場がある

この事は横沢入に通い始めた頃から知ってはいたのだが、

この石切り場、中々上手い事行かせてもらえないのだ！！

と言うのも、、

前回3年ほど前に行った時には藪まみれの道であえなく撃沈した！

因みにこちらは2018年タマチャリン撃沈現場

何処が道ですか？と言うほどに藪りまくっている！！！

このときはとっとと諦めて北尾根探索に進んだ！

北尾根の記事は→こちら（2018年11月）

より詳しい北尾根の記事は→こちら（2017年2月）

実は、、何も好きで毎年横沢入に訪れている訳でもない。

チャリで自走して行けるエリアでの

新規ネタを探すのは数年前から超困難を極め、

毎回出かける数日前から悩みまくっている！！

本当に、、この無駄な苦労はなんだろう、、、。もうブログやめようかな、、と

思ったり、、思わなかったり、、、。

前回の横沢入は2018年、前々回は2017年と

だいたい1～2年周期のローテーションで近場の山を回してごまかしているのが、

今の林道タマチャリンの現状なのである！どど～～ん！！

ということは、そろそろ龍崖山だな！

うぐぐぐ、、っ

勿論車で遠征も良いのだが、何というか、

基本的には何故だか自転車に乗りたい！！

自転車には全く興味も無ければコダワリもないのだが、

何でか知らんが、チャリ漕ぎて、、、。

いったいなんでだ？

という事で、大月界隈の低い山でも行こうかと思っていたのだが

気がつけばチャリを漕いで多摩サイにいる！！

天気は良いが霞がかって富士山がぼんやりとしている！

いつもの多摩サイから、いつもの睦橋通りを走り

大悲願寺前に到着。

走り慣れたコースではあるが、なんだかんだで、あきる野エリアは走りやすい

12時ちょっと前に横沢入の駐車場

タマチャリン２号を地球ロックで出発だ！

何度も来ている横沢入だが、実は今回の石切り場コースとは別に

未踏破の南尾根というコースがある！！

更には謎の東尾根まで、、、。

よし！南尾根は来年か２年後辺りのネタにしよう！！

その頃ブログを続けているのか、かなり怪しいが、、、、、。

それにしても、今日は異常に暖かい。

本当に２月なのか？と言うほどの気温だ！！

田んぼの中からカエルの鳴き声が時々聞こえてくる、、。

そう言えば、、オタマジャクシを見にそろそろナノレカワさんが来る頃だろう。

画像の奥は北尾根

北尾根のコースは令和台風の影響を受けたのだろうか？？

いや！そもそも、北尾根の登山道そのものが台風に関係なく荒廃しているのだが、。

こちらは

宮田の入手前の地図

そして、この先を登っていく！！

前回はこの坂を登って程なくして撃沈したが、、

今回は草が刈られているだろうか？？

日差しも強く温かい+の勾配で、背中とリュックの間が既に蒸蒸状態だ

まぁ大した標高の山でもないので、

強行突破で行けば汗まみれになるより前に着くだろう！

それにしても、、暑いのだが、、

今日はスク水に名札付けるの忘れたんで、持って来れなかったし、、

着替えられねえや！

（なんで696さんにリンクなんだ？？怒られるぞ！）

こちらは階段を登り初めてすぐに分岐があるのだが、分岐した道の合流地点

（分岐と行っても20ｍくらいで合流するのでどっちを通ってもOK)

前回の藪まみれはこの先辺り

今回は寧ろ快適な山道が続いているぞ！

草がなければ、とても良いコースだったようだ！

標高が低いので、あっという間に北尾根との標高差が無くなっていく。

（画像右が北尾根）

横沢丘陵には横沢入を取り囲む様に、

東西南北の尾根があるのだが、

この尾根はそのいずれでもない！東西南北尾根の真ん中の尾根とでも言おうか？

前方に指導標が見えてきた！

まさかこの山中で指導標に出会えるとは！！

ちょっと驚きだ！

石切場の跡地は石山の池というらしい！

指導標の先には明らかにあまり通られていなそうな道？？と

明瞭な踏み跡の分岐がある！

ここは無難に左の道を進む

しかし、2月というのに微妙に藪っぽい。

今日も横沢入には多くの人が訪れていたが（10人くらい）

この山の中に入っていく人は皆無だった！

（と言うか、過去に何度も来ているが、山の中に入って行く人を見たことがない）

この道も、そこそこ整備はされているものの、

それ程多くの人が歩くわけでもなさそうである！

2月でこれじゃぁ、梅雨が明けたら冬迄この道は無理そうに見えるが、、

鬱蒼とした森の中を進む

すると前方にまたもや指導標が、

ここから宮田ノ入にも下りられるらしいが、。

そう言えば初めて横沢入に来た時に宮田ノ入の奥の方に進んでみたものの、

湿地ジャングルで途中で引き返した記憶があるが、、。

宮田ノ入で撃沈した記事は→こちら（2014年の記事です）

実は2014年にも石切り場に行こうとして撃沈している！！

帰りにここを下って帰っても良いと一瞬思ったが、、あの湿地ジャングルはやめておこう。

石山の池へはグルリと回り込む様に進む！

すると、、。

室町時代から江戸時代にかけて石臼、墓石に使用する

伊奈石を切り出していた場所だそうだ！！

これが石山の池 

ち、、ちいせえ、、。

水たまりじゃないよね？？

ここが石切場

山神社

2014年辺りから来ようと思って早や8年

念願の場所にとうとう来たが、、、ショボッ　いや！なんて感慨深い！そして達成感！！！

この先の行き止まりも気になると言えば気になるような、、ならないような、、

多分、、いやいや全然気にならないので、天竺山へ向けて進む事にした！

天竺山に近づくに連れ薄暗い道が何となく明るくなってきた！

この時期であれば迷う事はまず無いだろう！

だがっしかしっ！

小さな山とは言え、夏場は多分ジャングル化していそうなので、危険な気もしなくもない。

多分軽く100箇所以上は蚊に刺されまくるだろう！

あんな所や、こんな所も刺されまくってはひぃ～～❤となりたい人は来るがいい！

しかも顔面蜘蛛の巣べっちょりのオマケも付いてくるぞ！

ふふふふふっ！相当気持ち悪いぞ～～何度も俺は体験済みだぜっ！

程なくして小峰線NO3の送電鉄塔へと出る！

この界隈ではお馴染みの誰もが知っている小峰線だ！

多分そんじょそこらのジャニタレよりも有名な小峰線だぞ！！

少なくとも俺はジャニタレが出ようが出まいがTVを見ることは無いが

小峰線が出るとなってはTVへDASHだ！鉄腕DASHだ！

（見てるじゃねえか！）

いや！最近はナニコレ珍百景だ！

小峰線を過ぎると空が急速に開けてくる！

こちらは小峰線2号への分岐（東電巡視路）

実は分岐の杭の写真を撮っただけで、道の写真を撮っていない、、、。

果たして歩行可能な道だったか？？定かでない！！

分岐地点から微妙な見晴らし

そしてその先が天竺山

天竺山山頂

こちらは三内神社本殿へと降りる階段

下りたら登るのが大変そうなので、一度も降りたことはない！

こちらのピンボケは山頂にある本社

天竺山標高310ｍ

私の好きな低っく～い　お山だ！！

山頂からの展望は、、まぁまぁ、、。

5年に一回位は来ても良い場所である！

ここは日陰で涼しいんだけど、

夏は林道からしか来れなそうだ！

先程の道を引き返そうかと思ったのだが、

折角なので、林道横沢小机線へと降ろう！

林道へは本社の横を奥へと進む！

するとすぐに分岐に出るのだが、ここには指導標はない！

多分秋川街道の方で出るのではなかろうか？？

（五日市ホームの裏に出るっぽいので、戻るのがかなり面倒な事になる！）

という事で、分岐はあるがそっちには進まずに林道へ向かう

この道を初めて通ったのは2014年の3月、、、

いったい俺は何回横沢入に来ているのだろう？？

天竺山から林道へは5分も下れば下りられる。

ただし、好んで通りたいような雰囲気の道ではない！

そして、、この先である物を、、、。

出たよ～～～～

大量のうんてぃ～～だよ～～～

しかも毎度お馴染み蝿君達がお食事タイムだぜ～

こりゃぁ～一番搾りじゃねえか！！！

ホヤホヤだぜえ～～～

こんな小さな山に熊がいるとは思えないが、

うんてぃ～量的はなんか凄えなぁ、、、

狸、、、かなぁ、、、。

ん～～まさかの、、、おっさん？

おっさんのうんてぃ～だったら、怖ええええなぁ、、。

（うんてぃ～色が黒すぎだわ！おっさんだったらやべー病気じゃねえか！）

蝿君が飛びつかないようにそ～～っっと

うんてぃ～現場から離れ道を進む！

おっ！

横沢・小机線が見えてきた！

まぁ、ここも何度通ったか忘れた位通っているので、

特に何とも思わんが、、

ひとまず、、脱出じゃ！