滝山・草花丘陵

桜の開花日と当時に数日間悪天候が続いた。
季節ネタをやるつもりは無かったのだが、
それでも美しい桜を年に一度くらいはカメラのレンズに収めても良いと思い出かけた
時刻は13時過ぎ。

午前中は眩いばかりの快晴に恵まれていたのだが
多摩川を羽村堰堤へ向かって進むに連れ怪しい空模様となって来た。


それにしてもこの時期の多摩サイは実に素晴らしい！

素晴らしい反面人が多すぎて自転車で進むのに難儀する。

　
平日という事もあり多摩サイでの混雑は無いと判断したのだが、
五日市線のガード前後は恐ろしいほどの人だかりが出来ていた。

いったいこの人達は平日なのに働いてないのだろうか、、、。
あんたら、、仕事しようよ！
って、、オメーもだよ！
（え！ワタシですか！！）

しかし一体いつから多摩川沿いはこんなインターナショナルなスポットになったのだろう。
走るほどに　いったいここはどこの国だと言わんばかり、異国の人々で溢れている。

超低速で人を避けながら進む。
帰りは別のルートで帰ったほうが良さそうだ、、。

そもそも、この道は多摩川サイクリングロードという道なのだが、、
何故これほどに自転車というものは肩身が狭いのだろう、、。
いっそ多摩川歩行者天国にでも改名してもらいたいくらいだ！

14時11分目的地入り口へ到着！


嘗てこの場所はピンクのSEEKちゃんと共にチャリ子が訪れている！
チャリ子のレポはこちら
　
え！再訪ネタはやらないんじゃないの？？
やらないですよ！だってここ！チャリ子が訪れているんですよ！
ワタシじゃありませんからっ！

チャリを押しながら先へと進む。


やった！平日ということもあり、まるで人の気配がない！！


それにしても多摩サイから僅かな距離でこの不気味さ！！



空中からは芋虫ぶらりんで全く落ち着かない！


そして、、まるで乗れねえ！！


断っておくが最初からこの道でチャリを乗ろうとは考えていない！

終始押し歩き＆担ぎ覚悟で突入した。

そもそも、ここは地元民の為のお気軽お散歩コースだ！
それに加えて頻繁に現れる丸太階段＆石段！
乗車率は20％にも満たない！
更に地元の方々が散歩に訪れると言うこともあって
乗車しようと考えるのがそもそもの間違いのような場所である。
地元民を発見したら即座にチャリを邪魔にならないように避け、
にこやかに挨拶を交わし　どうぞどうぞ！と道を譲るべき場所なのだ。
（そうすると大抵の人はありがとね～大変ね～と言って許してくれます）
結果的に乗車率は10％
MTBでガッツリ走るべき場所ではないのだ！

前方に指導標が見えた。


最初の目的地は浅間岳だ。

あれ？

橋が新しくなっているぞ！！
（何で知ってるんだ？？チャリ子が来たんだろ！！）

橋を過ぎると地獄のような丸太階段地獄が待ち受けていた。


うげ！

相変わらずキツイわ！！
（相変わらず？？チャリ子が来たんじゃないのか！！）
うるせ～～なぁ～～

すると前方から一人の年配のジェントルマンが歩いてきた。
即座にチャリを丸太階段から谷側に移動しにこやかに挨拶を交わす！

どうもどうも！大変ですね～～
あらっ！その真白なお髭も素敵でザマスね～～
ごきげんよう～～～

これが山チャリの基本だ！！！

（馬鹿にしているのか！！）
そんな事はない！！

やっと山頂だ。


久々の担ぎで恐ろしいほどの汗だく状態だ。

堪らず山頂の東屋で休憩した。


5分にも満たない休憩を終え大澄山方面へと進む。

此処から先はチャリ子も訪れていないエリアだ！
因みにチャリ子は反対側の小作駅方面へ行っている。

フェンスの向こうはゴルフ場という何とも微妙なロケーション！

ガッカリ感MAXの道が続く！

ハッキリ言ってわざわざチャリを転がしに来る場所ではない！



ゴルフ場脇の細道を進む。（正確には押し歩く）


前方にゴルフ場の舗装路が見えてきた。

舗装道の出現は、いったい大澄山は何処だったのだろう？？
と言う疑問さえ忘れるほどの安堵感だった。


登山道に入ってからすれ違った人は一人、山頂にはご年配グループが3名程
そこまで肩身の狭い思いをするほどの道でも無いかも知れないが
如何せん市街地から近すぎる。
乗れない事のストレスを思えばゴル状脇の道の方が遥かに素晴らしい。
完全にこの時は大澄山の事は忘れていた。

ん！
指導標、、、。



快適だ～
このまま帰ろうかなぁ～～


んんん！

そうだ！忘れてた！
大澄山に行くんだった！

仕方なく再び出現した山道へと入る。

フェンスの向こうは緩やかに登っている。


何だ！この分岐は！！


どうせ誰も来なそうなので、チャリを停め分岐の先に進んだ。


おおっ！

何というデンジャラスな道！！
（いや！道じゃないでしょ！！）
木々の隙間からは多摩川が見えるが流石にこの先へと進む気にはならない。


何故かって？？

だって降りたら戻って来れねえよ！！

正に片道切符のgo to Heaven！！

ここにいるだけで足が竦むわ！！

チャリに戻り先へと進む。


前方は画像では分かり難いが結構な急坂！しかも後半は丸太階段！
当然乗ったら死ぬ！

おや！また分岐だ！


チョット進んでみたが怪しすぎたので引き返した。

出来れば片道切符のgo to Heavenを期待したのだが、そうでは無さそうだ。

更に進むと、ほんの少し先で先程の分岐が合流していた。

単なるまき道だったようだ。

それにしても、、地元民の散歩コースかと思ったのだが、、まるで人はいない！
平日だからか、、イマイチロケーションだからか、、あるいは空中から芋虫ぶらりんだからか？？
全くもって定かでないが、土日はそれなりに人が歩いているのだろうか？？

相変わらずのフェンスの横のイマイチロケーションの道を進む。


何だが広い場所に出た！


そして直ぐその先は本日初の、、まあまあ、、いい場所に出た。

いや！まあまあどころか　とても良い！

チャリを停めベンチに腰掛け一服した。

晴れていれば良い景色だっただろう、、。


それにしてもこの山の中は桜とは無縁だったわ。




これから先は舗装路が続いている。



次回・大澄山へ！