武甲山周回オフ3

13時50分

妻坂峠への激下りが始まった。

するとナノレカワさんが何処からともなく新品のエクスカリバー（ただの棒切れ）を

調達してきてくれた。

私は登山口からここまで大変お世話になった

若干重いエクスカリバーを木に立てかけ、

いつかまた心優しい人に拾って貰えるように祈りを込めて、、、

パンッ！パンッ！合掌！！

それにしても、、

今度のエクスカリバーは軽くて細くてしかも丈夫で素晴らしい！

そして、歩いているうちにおびただしい数の良質なのエクスカリバー（ただの棒切れ）が

この斜面には放置されていることに気がついた。

いったいこの斜面はなんなんだ？

エクスカリバー畑か？？

ここに来るまではまともなエクスカリバーはほんの僅かしかなかったのに、、、。

激坂を下ると道は右方向に直角に進路を変える。

一瞬平和な斜面になったかと思わるが、、すぐに、、、

地獄のつま先殺しの激下りが始まる。

完全に膝とつま先がやられまくった頃に妻坂峠が近づいてきた。

あの日の当たる場所で、、少し休憩しよう。

14時46分

妻坂峠

ここから武川岳に行くには再び200mの登りとなる。

200m足らずの上りであるが、武甲山から子持山の200ｍの登りの厳しさに

ウンザリしていたので、迷うことなく武川岳は断念した。

（正確には最初から行く気も無かったのだが、、）

再びここで休憩タイムとなる。

ここから先は先程までの様なザレ場の激下りはない！

15時04分

かなり下ってきた。

うんぴがっ！と言ってうずくまるまあもさん。

苔の写真を撮っているだけじゃねえか

あんた！そろそろ、まあもさんにぶっとばされるぞ！！

九十九折で一気に標高を下げていくのだが、

妻坂峠前の直激下りに比べれば完全に楽だ！

ここで、先程ナノレカワさんに頂いたNEWエクスカリバーに別れを告げた。

心優しい人に拾われますように、、、

パンッ！パンッ！合掌！

ナノレカワさんも二本のエクスカリバー

双竜の牙とここで別れを告げた。

パンッ！パンッ！合掌！

後はこの斜面を下って帰るだけだ！

随分と下に沢が流れているのが見えた。

しかし、、下っても下っても、、簡単には外界に脱出させてはもらえない。

なおも下りは続く。

次第に沢に近づくと、その先で沢を渡った。

ヒンヤリした水でタオルを濡らし先へと進む。

15時25分

林道二子線へと脱出

おやっ！

2019年に来たときには綺麗な路面だったのだが、、、

随分と抉られてしまったものだ！！！

こちらはヤマウではなくて、、田舎塾の土地だ！

森林管理道二子線。

こちらは登山道

ん！

このグリーンテープで寸断されたように表現しているのはなんだ？

ここから登山道を降る予定でいたのだが、

ナノレカワさんの二子線を歩いてみたいという案に急遽乗かった！

ここから先は、、ワクワクドキドキの未踏破ゾーンだ！

（ナノレカワさんは10年ぶりらしい）

おおっ！！

抉れまくってるぞ！！！

おおおおっ！

これは酷い！！！

路面は僅かしか残っておらず

完全に車は通れない状態になっている。

程なくして簡易ゲート

路面も川底のようだ。

しかし簡易ゲートの先は綺麗な路面が続いてた。

登山道との交差地点から先がどの様な状態になっているのかは分からないが、

ここから先は多少工事の車両の往来がありそうな新しめの轍が残っていた。

しかし、、所々に土砂が流れ込んだ痕跡は見られた。

ナノレカワさん曰く以前はここは良い林道だったそうだ。

橋を渡る、、

橋の下は大持沢が流れる。

大持沢と言うくらいだから水源は大持山なのだろう。

橋の名は上大持沢橋

再び荒れたダートになる。

自転車だったら泣きたくなる様な道だ。

そして、、徐ろに簡易ゲートから脱出

ここは林道の分岐地点となっており、

林道二子線と生川線が分岐している。

林道生川線。

ナノレカワさんによると、この道を進めば本日最初に歩いた舗装路の先に出るそうだ。

この道を行ってみたい気も少なからずあったのだが、、

流石にもう登り坂は嫌だったので、そのまま林道を降る事にした。

林道二子線のオニギリ！

一の鳥居手前に新しい作業道が出来ていた。

この作業道は鳥居脇を流れる沢に砂防堰堤を作った際の管理道のようだ。

15時58分

一の鳥居にようやく戻ってきた。

武甲山登山道MAP

この地図のイラストにも武甲山～子持山の間は激しいアップダウンになっていた。

殆ど、、別の山じゃねえか！

殆どのハイカーがピストンで帰っていることもあり

路駐はもう自分の車だけだ。