天候もあまりぱっとしないので行き先に迷っていた。
大丹波線に行きたかったのだけれど、どうせなら晴れた日に行きたいので
大入線でも走ろうかと思っていた。
取り敢えず10時30分に家を出て
多摩サイ経由で睦橋辺り迄に何処に行こうか決めればいいと思いながら走った。
思いの外、日が射したりしてサイクリングロードは明るかった。
これなら成木街道へ出て林道栗平線でも良いかも、、
そう思いながら走ったが、曇りも意外に快適で、むしろ晴天よりもこの時期は走りやすい。
快適なほど涼しくはないが、先日の和田、栃谷コースの日に比べたら格段に涼しい。
むしろ今日は大丹波に行くべきだ!
羽村堰辺りに来た時に完全にそう思った。
後は吉野街道をひたすら走り梅澤の信号を目指すのみ!
途中のコンビニで軽い食事を済ませ、ひたすら走った。
吉野街道は、ダンプがよく通るが、檜原街道に比べたら崩れそうな雰囲気は無いので
精神的にきつくは無い反面ローケーション的にやや退屈である。
そうして

奥多摩大橋!
はじめて来た!
思ったより近い!まだ13時くらいだし、時間はまだまだあるぞ!

橋を渡る途中で青梅線!
いい雰囲気出してるなぁ。
川井の信号を渡れば、いきなりの激坂!
おおおおお~~~~~最初からこんなかぁ!
結構凄いお出迎えだ!
と思ったら直ぐに道は平らに!
良かった!いきなりこれじゃぁなっ
ずっとこんなかと思って焦ったぜ。

大丹波川が見えてきた。
おおおっこのパターンの川は見たことが無いぞ
まぁ釣り堀はこんな感じだけど、ちょっと違うし、、、
斜めな堰も良い!
木橋だらけだし、、これは期待出来るな。

再び走りだせば、今度はこれまた雰囲気のある橋。
良い所だ!
途中で小学3年生くらいかなぁ、4人位のグループの少年たちが、こんにちは~って挨拶をしてきてくれたので
こちらも、こんにちは!って返した。
ヘリポートまで、遠いの?って聞いたら!
その内の一人が、遠いよ~~、すっごい遠いよ~~
あそこまで登るの???って聞いたきたので、登るよ!ありがとう!と返した。
この位の歳の子は、かわいいなぁ。

3軒しか無いけど百軒茶屋キャンプ場が見えてきた!
少年たちが川遊びをしている。。。
写真が撮れないなぁ、、、。(私は人物を写すのは基本嫌なのである!!)
帰りに撮ろう!

キャンプ場脇にあった大丹波の案内。
なになに、、現在地は、、、、、、、。
うげぇ~終点まだまだ遥か彼方だなぁ。
まぁ、そんな事を言っていても仕方ないので走る。

大丹波川は本当に綺麗だ、、来て良かった。

棒ノ折山への登山口、、。
道標だ、、。ここから登山出来るようだ。

曇っていてもこれだけ綺麗に見えるんだから、
晴れてたら、ここは相当綺麗な所なんだろうね。

この先行き止まりの看板だ。。。
ここからが林道なのか??
まぁいい。先は長いがんばろう!

大分林道っぽくなって来た。
苔むした橋がいい味だしていやがるぜ。
勾配もそれほどきつくはないが、
湿気が凄いな。
昨日雨降ったのかな、、路面がやたら濡れているし、、。
この湿気、、やられるなぁ。

道もだんだん人の気配の無い雰囲気になってきたぞ、、、。
熊、出ませんように!

道の下を所々沢が潜っている。
湿気が、、凄い!
そうか、、この道の橋がやたら苔むしているのは
昨日の雨ではなく、この道の湿気の凄さだ!
いやぁ~~!やられるなぁ~この湿気!マジ!キッツイ!

川苔山の道標だ、、、。
あれっ??川乗山!どっちが正しいんだ!
まぁ、いいや、。

結構登るなぁ、、。
湿気が、、体力を奪う!

何だかんだで、結構うんざりするほど走って、
ようやく大丹波のヘリポートが見えてきた!

大抵の人はみんなここで、帰るんだけど、、、、、、ロードのタイヤじゃパンクしそうだしね。
まぁここまででも結構うんざりするほど走りますからねぇ~~。
オフロードバイクの人とMTBの人はこの先まで行くんだよねぇ~~~。
私は、、、、、
物好きなんで、当然!行っちゃいますけどね!
まだ、全然物足りないし!
ヘリポートを過ぎた辺りから、大丹波が本気を出し初めた!
坂がキツイぞ!
しかし、それも一瞬で直ぐに穏やかな勾配になった。
この林道走りやすい上にロケーションもいい!

おおおおおっ!山のご褒美だ!
帰りにまた寄ろう!

ついにやって来たか!ダート区間!
ここから終点まで、どれ位あるんだろう??
2~3kmか??

幸い路面はよく踏み固められた感じで、私のSEEKでも何とかギリギリ走れる。
怖いのはパンクと、、そして、、、熊!
そして、、、

来ました~~川乗山登山道入り口だ!
何???
倒木!木橋崩落!迂回してくれ!!!
って俺は登山しないんで、いいんだけど、、。

まぁちょっとだけ
行ってみようかな。

結構急勾配だぁ。

新秩父線46号への分岐だぁ、、。鉄塔マニアにはたまりませんな。

大丹波川に出た、、。
結構下りてきた、、。
そう言えば、せんてんすさん。ここから川苔山に登ったんだ、、、。

この先の薄暗い道を、一人で行ったんだ、、、。
嫌すぎる~~~、、。
俺には無理だぁ!
さぁ林道に戻ろう!

駐車場に戻ってきた。
川苔山の地図だ、、。まだ先長そうだな、、。
まぁ、時間はまだまだあるけど、、急ごう!

路面は多少荒れてきたけど、雰囲気はいいな。
いざとなったら、残り2~3kmだし歩いても終点まで行こう!

綺麗な沢が所々にある、、。
晴れてたら最高だろうな、、。
でも、暑くない方が良いか?

道はそれほど変化もなく退屈に距離が長いかもしれないが、それでも雰囲気はいい。

と思ったら、、変化キター!
落ちたら即死!谷底一直線だ!
超恐ろしい~~~。

こんな所で、、ゲート??半開き??山火事注意!
まぁスルーしましょう。

右は絶壁!左は谷底!
地震が来たら逃げ場なし!
熊が来ても逃げ場なし!

起点か??
そろそろ終点が近いかもしれないな。。
長かった~~っ

路面が急に荒れてきた、、。終点が近いかもしれない。
後輪が滑って進めない!!もう乗車は出来ない、、。
仕方ない、後少しだ、、押して進もう!

あの鉄塔が、新秩父線46号なのか、、。

大分登って来た。
道も荒れている、、。
そろそろ終点が見えてもいい頃だ!
まだか??
やばい!
ここだけガードレールがない!
あらら、なにか置いてあるぞ!!!
うわぁ~~~
見なかった事にしよう!

もう少しのはず、、。
ああっ!
あれは、、
あ
あ
あ
あ
あああああ大崩落!!!
マジ!かぁ!
終点付近で予期せぬ展開!
取り敢えず近づこう!!
うわぁ~~~、、、道がない!仕方ない、、チャリを置いて行こう!!
登って、この先を見てここに戻ればいいさ。

うわぁ~~~ガードレールも根こそぎ持っていかれてるし~~~。
この先まで、ずううううううううっと崩落してるし、、、。
トラバースか??角度的に無理だろ!急斜面になってるし、、。
しかも、草も生えていないって事は、、、
崩落したてホヤホヤだぁ。。崩落部分の土フニャフニャだぞ!
ヤバイぞこれ、行ったら完全に命持って行かれるなぁ、、、。
しかも、下の方から川の音が凄い聞こえてくるし、、、
この下もどうなってるんだ???
仕方ない、、。まぁナビでも殆どここが終点のようだし、、、。

振り返れば相棒が下で待っている。。
崩落面のこの高さ!凄すぎでしょ。。
ああ~~~あ、、このほんの僅か先の終点に小さな滝があったのになぁ~~~。
でもいいや。
もっと凄いの見たし!
撤収するか!
帰りは下り、、最高に気持ちいい筈だが、私のチャリでスピードを出すのは舗装面になってから、、。
ダートはパンクの危険大!
そんなこんなで、快適に走り百軒茶屋キャンプ場に戻ってきた。

この橋が棒ノ折山・黒山への登山道の入り口らしい、、。
いい橋だぁ。
川遊びの少年たちもいないので写真を撮ろう!
来る時撮れなかったからね。

川も綺麗だし、

ここでキャンプやったら最高だね。
まぁ、俺キャンプ嫌いだけど、、。

苔むした石もホントすげぇ良い!
ここは素晴らしいなぁ。
さぁ、帰るか!

あらっ??真名井線だぁ、、
ここは確か、、沢登の人の間では有名らしく、、素敵な滝があったような、、、。
ちょっとだけ行こう!
なぁ~にまだ3時過ぎだし、、、。

大丹波川に比べれば真名井沢は小ぶりだが、綺麗な沢だ。

林道に入って直ぐに、、滝が見えた、、。
小滝が、何段にもなっている、、。
あれを近くで見たい、、、、。
どうしたら良い??
そう言えば、この僅か手前に川に下りる階段があった。
何の階段かと思ったら、そうか滝を見に行く階段だったのか!!

これが階段。
結構急だ。

川に出た。
これを上流に向かって歩けば、、、。
しかし、駄目だ!川が、右に左に蛇行している。
仕方無い。裸足で川を渡るか、、。
そうして3度川を行ったり来たり、渡りようやく滝の前に到着。
こここ、、、これは、、、、。
川底からは良く見えない!!!くそっ!
林道から見たほうがマシだった!!
また3回川を渡るのか!!
全くトホホだぜ。
※尚この崩落現場の100m~300m程手前には供養の花とお供え物がありました。
どのような経緯でお亡くなりになられたかは存じ上げませんが、
謹んでご冥福をお祈りします。
また、この林道はよく整備されておりますが、路面も所々荒れてる上に、
ガードレールこそあるものの、ハンドル操作を謝れば
ガードレールを超え転落する可能性があります。
特に林道を下る場合は、路面の荒れた場所などは注意が必要です。
入り口にゲートもありませんので一般車も入って来ます。
避けきれずに転落することのない様、細心の注意及び徐行運転をお勧めします。
また、落石、野生動物都の遭遇等非常に危険です。
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