喉の渇きや激しい尿意と戦いながら刈場坂峠へとたどり着いた。
残すところはこの林道刈場坂線を一気に下り正丸へと抜ける事のみとなった。
正丸に出れば、、、、
トイレに行ける!!
もう微塵も漕がなくてよい!
今までの疲れを癒しつつ林道を下る。
道標の虚空蔵峠とはいかなるものなのだろうか?

名前はとりあえず、、、格好いいが、、
急勾配を一気に下っていく。

時間的にも人とすれ違うことはなくなった。

標高を下げるにつれ景色は薄暗く変わり行く。

ここから先は横瀬町だ。
林道脇には藪に覆われた東屋と登山道

蚊が多そうでここで休む気にはなれない。
惰性に任せどんどんと下っていく。

開けた景色の先にはこれから進むべく道だろうか
遠くのほうに螺旋を描くように見える

雄大な雰囲気だ。
更に下っていく
漕がなくていいということはこれほどまでに楽なことなのか!

しかしこれまでの蓄積された疲労感はそう簡単に拭い去れるものではなかった。
道標がある、、、、
これは!!

高麗川の源流だ

石段を上がる。

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VPS鬱蒼とした藪の中へと沢は続いているが
これ以上進む気にはなれない。

高麗川源流の碑を後にして先へと進んでいく。
これまでずっと乾いた山の中を走ってきた

チャリで沢を旅するブログとしてはここへきて沢との出会いは嬉しい限りだ。
林道脇には法面工事の後だろうか

きっと大雨の際は崩れやすいのだろう。
残りの距離も後僅かになってきた。

もう少しだ
ここは風景を楽しみながら下っていこう。
林道脇には何やら怪しい家が、、

売り山小屋だ!
誰か、、買ってくれ!
俺は、、、
いらない。
山小屋の少し先にはこれまた怪しい強靭なゲート

これは何の為だろう??
ゲートの先は藪の中だし、、、
ちょっと不気味ではあるが気にせず先へ進む。
道を隔てて天然林と植林が見事に分かれている。

せんてんすさんのHPでよく目にする光景だが、奥武蔵野林道でも見れるとは、、、。
しばらく走った先に再び分岐が見えた。

この道は沢に沿って山奥へと進んでいる
超ショートピストンだ
更に下る。

もう他の林道を見ても全く行く気にはなれないほどに疲れている。
林道脇にかかる沢から高麗川の源流の沢を見下ろす。

癒しだ、、、
やっと会えたね愛する沢よ!次第に景色が開けてきた。

長い戦いも終わり間近なのだろうか?
分岐だ!

かなり気になる佇まい!
強靭なゲート!
この先は採石場らしい、、
これは入ったら怒られそうだ。。
終点間近になってきて沢沿いを走ることが出来るとは
夢にも思わなかった。

最後の最後で好きな林道のパターンになってくれたのは有難い。
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VPS前方がやけに明るいぞ!

陽射しが出てきたせいか、、
それとももう出口なのか?

かなり下ってきた
いずれにせよも終点は目と鼻の先だろう。

分岐だ!
この分岐を右へ行けば再び正丸峠超えの厳しい道のりだ
それはもう、、、
無理!
そしてここが林道刈場坂線終点だ!
299号線に出た右側には嘗て車でよく通った正丸トンネル

チャリでここを通るのは、、嫌スギ!
道路脇には塩カル置き場
凍結防止だろう。

さぁ、、まだまだ先は長い
ここから家まで60kmくらいあるのだろうか?
299号線を進む
永遠と続く下り坂だが、ピークに達した疲労感により
少しも楽ではない。
自転車を漕ぐのはおろか乗車しているだけでも辛い。
マジ、、股間が痛い!299号線を下っていくと林道の起点が見えた
林道北川正丸線だ!この林道も先ほどまで走っていた場所のいずれかに接続されているが
体力はおろか好奇心さえも残ってはいない。
299号線をひたすらに下る。
思えば本日この299号線脇の虎秀地区から林道に入り
山中を標高を上げながら一周してきた。
正丸は299号線の虎秀よりかなり上の方に位置するが
それにしても、かなりの距離を進んできたものの未だ虎秀は通過していない。
疲れた、、、トイレも行きたいし、、、。
西武秩父線の橋梁を潜る

正丸ってこんなにも遠かったんだ、、、。
はぁ~~
残りの気力を振り絞り 成すがままに道を下る。
あれ!何だ!この違和感!
誰かに、、、
誰かに、、、
誰かに、、、
見られてる!
ううわぁ!!
しかも後ろの彼は今時のヘアスタイル!!あ~~こえ~~疲れも吹っ飛ばない、、、。
更に299号を下る。

トンネル工事をしている
ここから顔振峠へ行けるらしいが、、、
もう行かんぜよ!
どうにか
見慣れた場所まで戻ってきた。

橋桁があるバイパスでも作るのだろうか、、。
まだまだこの先は長い
いい加減うんざりしてきた。
どうにか青梅近くになってきた。
工業団地の計画があるらしい

このような風景は好きだ。
青梅に入った

普段気にもしなかったが鉄塔一直線!
さぁ、、俺も一直線に帰ろう、、、
いったい何時になることやら、、、。
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